こんにちは、フロントのOです。
今年は梅雨明けが遅い年になりましたね。
連日の雨で外出するのは気が引ける…ステイホームはもう退屈…
そんな皆様に少しでも京都を感じて頂けるよう、ブログをお届け致します。
本日は、前回ご紹介致しました「天龍寺」について詳しくご紹介致します。
天龍寺は室町時代に足利尊氏が、南北朝時代のライバルであった後醍醐天皇を弔うために開いた寺院です。
「天龍寺」の名の如く、法堂の天井には大きな「雲龍図」が描かれています。
撮影することはできませんが、天井にダイナミックに描かれた龍は、どの角度から見ても目が合う「八方睨み」という、不思議な壁画です。
創設当時の雲竜図は損傷が激しく現在ではその一部が保存されており毎年2月に一般公開されています。
現在、法堂に描かれている雲龍図は1997年に描かれたもので、現代風な印象を受けました。
そしてなんと言っても天龍寺の一番の見どころは、美しい庭園!
世界遺産である「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は複数の世界遺産の庭園を手掛けた夢窓疎石(むそうそせき)によって作庭されました。
曹源地とは大きな池を指し、その名の由来は「庭園を作成していたら、池の中から“曹源一滴”と書かれた石碑が見つかった」
と言い伝えられています。
曹源というのは禅の世界の言葉で、この曹源池庭園は大和絵風の伝統文化と禅文化が融合した独特の美しさが魅力的です。
この庭園は諸堂から見ることもできます。
四季を通じて美しい天龍寺は何度でも訪れたい観光スポットです。
私も次回は紅葉の時期に行きたいと思います。
一日でも早くコロナウイルスが終息することを願って…
■当ホテルからのアクセス
京都駅より、JR嵯峨野線乗車約15分「嵯峨嵐山」下車後 徒歩約13分
https://goo.gl/maps/JPHZS9SKnDyBACnz6
京都プラザホテル京都駅南
JR京都駅八条東口より徒歩10分
京都市南区東九条上御霊町52
TEL.075-693-9222
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