【観光情報】東福寺から伏見稲荷を歩く

こんにちはフロントのIです。前回の東福寺の魅力に続き、今回は更に足を延ばして伏見稲荷までの徒歩コースをご案内いたします。東福寺から伏見稲荷まではJR奈良線もしくは京阪電車をご乗車にて向かって頂けますが、暑さも和らいだ季節では歩いてみようと思われる方もお聞きします。そのような皆さまへのご参考となりますよう2種類のコースをご紹介いたします。

■コース1~東福寺六波羅門から直進、伏見稲荷裏参道へ

こちらは近隣の住宅街を通って伏見稲荷へ到着するコースです。所要時間は約20分で、比較的交通量を気にしなくとも良いのと同時に東山そして稲荷山方面に通じる坂道を目にすることでこの地域の地形を感じることができます(但し、住宅街内を通りますので特にマナーをご配慮頂いてのご通行をお願い致します)。

東福寺の東側は坂道の多いエリアとなっています。まず六波羅門
(左手に三門、右手に東司があります)を出てまっすぐ1本道を進みます。

歩き始めてすぐ左手に正覚庵(別名:筆の寺)[※通常非公開]が見えます。

5月下旬に歩きましたが、通り道には美しいつつじが見られました。

正覚庵の隣には「虹の苔寺」と称される光明院があります。
立ち寄って、重森三玲の手掛けた枯山水庭園を見学するのも良いかもしれません。

徳川家康公正室であった旭姫のお墓がある南明院[※通常非公開]を過ぎると右手に下り坂があり、
こちらを歩き進みます。

しばらく歩くとこちらの案内板が見えます。
そして矢印に従って、駐車場が右手にある幅の狭い路地を進んでいきます。

路地を抜けると、この様な一本道が見えます。この道をまっすぐ進みます。

歩き進める道は深草願成町を通り抜けています。こちらが目印となる掲示板です。

この辺りでは交差点で左手を見るたびに坂道を発見でき、
この地域の土地の高低差が実感できます。

途中には伏見妙見寺があります。このお寺は白蛇大弁財天女を本尊とされているそうです。

歩き進めて来た一本道の終点の正面にはコインパーキングが見えます。左折後、
すぐのT字路を右に曲がりコインパーキング沿いに歩きます。

しばらくするとこちらの案内板が見えてきます。そのまま道なりに進みます。

目的地の伏見稲荷には裏参道へ到着を致します。

■コース2~東福寺六波羅門を右へ南大門から本町通を歩いて伏見稲荷表参道へ

こちらは地元の商店街を通って伏見稲荷「一の鳥居」へ向かうルートです。通り界隈は伏水(ふしみ)の地酒、伏見人形、おいも屋さんなどお店が立ち並びます。伏見稲荷大社に近づくに連れてお店が増えて「お稲荷さん」の賑わいを感じることができます。

まずはコース1と同様に六波羅門をくぐり、今回は右手に進みます。

右手の坂道は東福寺南大門へ続きます。この道を下って行きます。

坂道を下り終えたところに東福寺南大門があります。
それをくぐると本町通が目の前に走っています(画像は本町通から南大門を見ております)。

本町通前にはこの案内板があり、矢印の方向へ歩き進めます。

伏見稲荷へ続く本町通は正に一本道です。車に注意をしながらまっすぐに進みます。

本町通を歩き始めて約5分すると京阪電車「鳥羽街道駅」があります。紅葉の時期には
「東福寺駅」の混雑を避けるためにこの駅から東福寺へ向かう方もいらっしゃいます。

通り沿いには寺社が点在しており、
こちらは法然上人の高弟である西山国師ご終焉の地碑です。

そして、こちらは伏見稲荷の境外摂社である田中神社です。

「鳥羽街道駅」から10分ほど歩くと伏見稲荷一の鳥居があらわれます。
真向かいにはJR奈良線「稲荷駅」があります。

今回ご紹介致しました道案内では伏見稲荷でのお山参りに備えて速やかなご到着をして頂くようにとの気持ちも含んでおります。コース1にて比較的静かな路地を利用したり、商店街、門前町の雰囲気を味わうべくコース2を歩いてみたりとそれぞれの伏見稲荷まで向かう途中の楽しみを見つけて頂けることと考えております。東福寺並びに伏見稲荷へお参りの際のご参考となれば幸いです。
暑さが厳しい折りにて向かわれる時は、熱中症対策、水分補給を充分行われますようお願い致します。

今回もご覧いただきましてありがとうございます。

*当ホテルからのアクセス
□東福寺
*市バス「九条河原町」より202/207系統乗車⇒東福寺下車 ⇒徒歩約5分
*当ホテルより徒歩で約20分
□伏見稲荷大社
*京都駅よりJR奈良線にて稲荷駅下車すぐ


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